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2020年6月 4日 (木)

心の旅「冥加訓ブランドに冥加の心を伝導する」

◎竹田商工会議所 冥加訓事業の取り組みについて

事業の内容/概要 

・地元・大分県竹田市の郷土史研究者が磯田道史著書『無私の日本人』を拝読し、その中の「穀田屋十三郎」を読み、文中に「冥加訓(みょうがくん)」の訓えが浅野屋の家訓として重要な役割をはたしていたことが記載されており、「冥加訓」を調査したところ、私たちの住む旧豊後岡藩、現在の大分県竹田市で藩政時代に岡藩儒者で、家塾「輔仁堂」で塾頭を勤めていた関一楽の著作であることが判明しました。その冥加訓が映画「殿、利息でござる!」となり大ヒットしました。旧岡藩で藩士らの教育に尽くした関一楽の書「冥加訓」は、国を治める心構えから人生訓、食と健康などが記されており、冥加訓体験型の観光ガイドコースとして、竹田の偉人たちが「冥加訓」を学び影響を受け、残した功績をたどりながら学ぶ旅とし、市外から訪れる観光客の皆様に対して冥加訓散策ガイドコースを策定し、実証実験を行い、教科本の試作品を作成し今後の製本化に向け案内してきました。

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冥加訓教科本書籍出版発表会及び冥加訓研修会を開催(3月3日)

竹田市の竹田商工会議所(佐藤春三会頭)は岡藩儒者、関一楽(1644~1730年)の思想書「冥加訓(みょうがくん)」の現代語訳版を幼児向け、小中学生向け、高校大学生向け、夫婦、親子、高齢者そして企業の人材育成向けに作成。弱い者を守り、力を持つ者が富を分けて格差を是正する大切さなどを記している。企業の研修や子どもの教育に活用してもらうほか、「心の教育ができる竹田」として、道徳による町おこしを視野に入れる。ということで9冊1セットとしています。現代語訳や内容は、冥加訓事業において、専門家招聘させていただいた「冥加訓を読む会」の方々が担当しました。代表して本田耕一さんに「分かりやすく正確に伝えられるよう、試行錯誤を重ねた。田能村竹田や小河一敏らが自己研鑽に役立てたとされる本を現代に生かそう」と述べていただきました。今後、整備を重ね学校教育教科本として市教育関係先を通じ、市立図書館や各関連観光交流施設、各学校へ配布の予定です。

〇冥加訓の「食と健康」五斗味噌作りの開催 (3月7日)

参画事業者の「宝農園」吉良正治氏加工所にて冥加訓五斗味噌づくりを実施しました。最初に食と健康プロジェクト井上隆委員長の五斗味噌の講和を行い、宝農園吉良正治さんの五斗味噌づくりの行程を聞きながら作業に入りました。五斗味噌の作り方は米糠5斗、大豆1斗、米麹3升、塩5升をつき合わせ熟成すること」などと健康と食について詳しく説いています。以上のように、冥加訓において「食と健康」について記述されている内容に基づき竹田の歴史文化に欠かせない地域素材(米ぬか、岡大豆等)を用いての五斗味噌作り体験を行うことにより、歴史文化の継承、人材育成、更なる個々の食に対しての新規開発、質の向上を目指すことを目的とし、15人の皆さんが参加しました。

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